ABC-English-School’s Blog

毎日のレッスンで感じること、これから英語を勉強したい人にお勧めしたいことを書きます

外国人講師と日本人講師の役割

 外国人講師からレッスンを受ける方が良いのか、日本人講師からレッスンを受ける方が良いのか、という質問をよく受けます。

私は生徒のレベル、目的、年齢によると思いますが、総じて小学生の子供、英会話初心者は日本人講師からレッスンを受け、基礎基本を徹底する方が良いと思っています。

外国人講師が悪いというのではありません。あくまでも基礎基本を徹底する段階では、日本人講師の方が良いと思うのです。

 

 理由の一つ目は、きちんと基礎を身に着けるべき段階で、「何となくわかる」レッスンを受ける意味があるのかと思うからです。

アルファベットの書き方、読み方(フォニックス)、発音の仕方、単語の読み方などはきちんと指導を受けるべきで、ただ書けばよい、真似をすればよいというものではありません。そういったことをきちんと教えられて数年の英会話経験があれば、外国人講師からレッスンを受けても「価値あるレッスン」になると思います。

 

では英会話初心者には外国人講師のレッスンは必要ないのかというと、そうではありません。文化的なこと、外国人的な考え方など日本人講師では伝えきれないこともあって、それを教えてくれるのが外国人講師です。

 

できれば日本人講師と外国人講師の両方からレッスンを受け、どちらの良い面にも触れられかつ、レベルに応じた時間配分になるのが良いと思います。とはいえ、一回のレッスンで2人の講師からレッスンを受けられるかというと、なかなかそれは難しいです。どのぐらいの頻度と時間で、日本人講師と外国人講師のレッスンを配分するか・・・私が教室を開く前、何度なく考えました。

そして出した答えが、「基本的なレッスンは日本人講師が行い、月に一回外国人講師がレッスンをする」という、スクールの現在のスタイルです。

 

宿題の仕方(勉強の仕方)、フォニックス、発音の仕方など、基礎基本を徹底させるべきことはわかるように日本語で説明を受け、英語で考えて英語で答えるべきことは外国人講師から英語だけでレッスンを受ける、という方法なら、無理なく確実に英語力を伸ばしていけるのではないか、と思いました。

 

 開校以来、今もこのシステムを続け、生徒の皆さんには他校にはないシステムだと評価されています。