ABC-English-School’s Blog

毎日のレッスンで感じること、これから英語を勉強したい人にお勧めしたいことを書きます

英会話教室を開いたわけ④

 私は元幼稚園の先生だったせいか、災害が起こった時にどう対処するかをすぐに考えてしまいます。特にスクールの生徒は幼稚園にも行っていないような小さな年齢の子供が多くなると思いましたので、避難通路(出口)は絶対の条件でした。

 

 通常、小さい子供が通う教室は、1Fにあるべきです。エレベーターがあっても2F以上の物件は望ましいとは言えません。

コープ高田の集会室には避難通路(出口)はなかったのですが、裏に池があり、そののり面が教室がある建物ギリギリから始まっているため、盛り土をしたようになっています。窓から下を見ると、地面までは1.5mほどでした。

もしも不審者が教室のドアから入ってきても、窓から飛び降りることができますし、地面が土なので、大人でも捻挫程度で済むだろうと思いました。

また、教室の下はケーキ屋さんとクリーニング屋さんですから、出火するとは考えにくいです。

 

 不審者対策としては、レッスン中は必ず施錠し、ドアの開閉はレッスン開始と終了の時のみとしました。

また、生徒を室外に出す時は必ず講師が先に廊下に出て、保護者の顔を見てから生徒を引き渡すようにすれば、不審者が侵入する可能性は低くなると思いました。

 教室があったコープ高田付近は田舎で、そんなに不審者がぞくぞくいるわけではありません。でもお子さんを預かる仕事なので、安全面には慎重を期して考えました。

 おかげで全く事故はなく、それから10年、コープ高田が閉店するまで集会室を教室として使わせていただきました。